水道管の凍結・破裂に注意!
1月になると、必ず耳にするのが「水道管の凍結・破裂」によるトラブル。 水道管の凍結は、水がでなくなるだけでなく、凍ってしまうと膨張するため、破裂につながってしまいます。 皆様の住宅で、外にむき出しになっている水道管はありませんか?
水道管凍結対策
(1)緩衝材等による巻き付け保温 水道管の凍結対策として、すぐに実施できるのが、「緩衝材」等巻き付けによる保温。
上図のように、外にむき出しになっている箇所を保温してあげるだけで、全く異なります。
そして、水道だけと思っている人も多いと思いますが、実は見落としがちなのが給湯器! 1月2月は、結構多くハンディマンへご連絡があります。
では、どの部分なのか? 屋外にある給湯器、配管部分を下図参考に確認してみてください。
この赤枠部分ですね。 この配管を緩衝材等で覆っていると思いますが、それがボロボロになったまま放置していませんか? それが原因で、給湯器故障等のトラブルが本当に多いです。
緩衝材等の対応はある程度すぐにできても、給湯器の交換はすぐにはできません。 多くの方が壊れてから連絡すれば良いと思われていますが、冬の寒い時期に数日お湯が使えず手遅れになりますよ!
給湯器の耐用年数は約10年といわれています。 しばらく交換されていない方は、今一度配管のチェック、あるいは給湯器交換をご検討ください。
(2)水を少し出しておく 水道代金が気になりますが、朝晩凍結しやすいため、夜になる前からチョロチョロ水がでる程度出しておくのもよいでしょう。
もちろんバケツなど用意して、溜まった水を洗濯や花壇などの水やりに使うようにするといいですね。
水道管凍結した場合
(1)亀裂の確認 目に見える場所で、必ず亀裂がないかどうか確認してください。 亀裂がある場合は、すぐに専門業者またはハンディマンへご連絡ください。
(2)給湯器凍結によるお湯トラブル 給湯器もしくは配管等の凍結により、お湯が出なくなるトラブルがあります。 その場合、日中暖かくなってくると自然解消する場合もあります。 ですが、解消しても念のためハンディマンへご相談ください。
(3)対応方法 まずは、いずれの方法も自己責任で行うことを前提とします。 どうしても心配の場合は、専門業者もしくはハンディマンへご相談ください。
対応方法例としては、亀裂がない場合、保温したタオルやカイロなどほどよく温かい物をあててしばらく様子をみます。 それでも改善がみられない場合は、タオルをかけたままぬるま湯をかけて様子をみるのも1つの手段です。 ですが、その影響で亀裂もしくは破裂する可能性もあるため、可能な限り専門業者またはハンディマンへご相談ください。
以上のように、最近ではテレビでもよく水道管の凍結や破裂のニュースを耳にします。 もし、外にむき出しになっている水道管等ある場合は、早めにチェックするようにしましょう。
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