「重曹」を使ってガスコンロの五徳をきれいにする方法
そもそも最近よく耳にする「重曹」ってなに?
重曹とは「炭酸水素ナトリウム」のことです。重炭酸ソーダ、略して重曹と呼びます。
弱アルカリ性の重曹は、レモンやお酢などの酸をかけたり、 加熱による事で二酸化炭素と水に分解されてしまう、とってもシンプルな化学物質です。 ベーキングパウダーなどとして調理利用もされます。 ワラビなどの山菜のアク抜き、松の実などの臭み取り、豆を早く煮るため、肉を柔らかくする下ごしらえとしても使われます。
また重曹はアルカリ性である為、酸性である油汚れや手アカを中和して落としやすくしてくれます。 重曹の細かな粒には、カビやホコリのこびりつきを落とす研磨効果もあります。 また空気中の酸性成分と反応してにおいをもとから絶つ働きもあります。 人体に対して安心である事も売りです。
★今回はこの「重曹」を使用してガスコンロの五徳のこびりついた汚れを落とす方法をお伝えします★
五徳の汚れは、煮こぼれや吹きこぼれが何度も熱が加わったり、 さらなる吹きこぼれで水分を吸ったり、乾いたりを繰り返しながら、 どんどん硬く頑固に変化していきます。
■重曹でガスコンロの五徳をきれいにする方法~5つのステップ~■
① 大きめの鍋に五徳をいれます。 アルミ製の鍋は、重曹により黒く変色する可能性があるので、アルミ以外の鍋をご使用下さい。 五徳がそのまま入る鍋はなかなかないと思いますが、フライパンでも代用できます。
② 「掃除用」の重曹をいれます。 量は1リットルに対して大さじ5杯くらい。 重曹は火をつける前に入れて下さい。火をつけてから入れてしまうと吹きこぼれる場合もあります。
③ 鍋を火にかけて沸騰してから10分ほど煮ます。 塗装の種類によっては、剥げてしまう場合もありますので、時々様子をみておきましょう。
④ 火を止めたら冷めるまで待ちます。 この間も重曹は汚れをはがすお仕事をしてくれているのでじっくり待ちます。 重曹水が冷めたのを見計らってブラシや固めのスポンジ等で残った汚れを落とします。 頑固な汚れはスチールたわしで擦っておとします。 五徳の汚れに厚みがある場合は、金属製のヘラでこそげ落とすと、汚れがよく落ちます
⑤ 残った重曹成分を水でよく洗い流したら、五徳のお掃除完了です。 クリームクレンザーや金属たわしを使ってゴシゴシそぎ落とそうとしてもなかなか満足に落ちなかった五徳の汚れが、 重曹で煮込むだけで綺麗に落とせる事ができます。
年に何回か、この方法でお掃除していればキレイなキッチンを保つ事もできますよ。 是非お試しくださいね♪
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ ハンディマンでは快適なキッチンを保つ為のクリーニングもやっています ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
お問い合わせはこちら↓↓ |