「光触媒」日本から世界へ・・・(vol.1)
「光触媒」という単語初めて聞く方は多いのではないでしょうか? では「光触媒」とは何なのか?
今回は「光触媒」入門編として、概要をご説明します。
「光触媒」とは
「光触媒」とは、光(太陽光や蛍光灯など)があたると、触媒作用を発揮する材料のことです。
ん? なんのこっちゃ?触媒作用? なんか難しいって思っちゃいますよね。
最初に、触媒作用とは化学反応の速度を変えることを意味しています。 ・・・。
簡単に言うと、「光触媒」に光があたると「抗菌」「防臭」「防汚」効果がある。 ・・・。
ちょっと簡単すぎましたね。(汗)
光触媒作用を示す様々な材料の中では、最も優れているとされる「酸化チタン」が多く使われております。 その「酸化チタン」に光があたると、有害物質を分解・減少させ「抗菌」「防臭」「防汚」効果があるとされております。 つまり、「酸化チタン」を主成分として水溶液にし、「光触媒水溶性コーティング剤」として、住宅の様々な箇所に噴射してあげることで、「抗菌」「防臭」「防汚」効果を得られるということです。
今の時代に最適じゃない?
でも、「酸化チタン」は危なくないの? 「酸化チタン」は、和菓子屋ガムなどの「食品添加物」として使われている物で、安全性の高い物質とされています。
最近は、紫外線より波長の長い光でも、触媒効果を発揮する「可視光応答型光触媒」が開発され、応用品として広まってきています。
また、「可視光応答型光触媒」とか難しい言葉がでてきました。 これも簡単に言うと、「蛍光灯やLED」など人の目で見える波長のことですね。
次回は、屋内への光触媒加工した場合のメリット(期待できる効果)などを詳しくみていきたいと思います。
次回予告「屋内への光触媒加工」
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