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シロッコとはなんぞや?

こんにちは。

Handyman 世田谷店の工藤です。

換気扇の交換です。

ユニットバスの天井埋込というヤツです。

カバーを外すとこんな感じ。

スイッチを入れると、

ぐぅぉーーー!と結構な音がします。

 

換気扇の異音原因は、だいたい二通り。

羽根がどこかに当たっているか、モーター自体からの音。

 

今回は、羽根に異常がなく、モーター本体からの音でした。

キッチン換気扇のような大きなタイプであれば、モーターのみ交換可能なものもありますが、小さな換気扇は、ほとんど本体ごと交換になります。

今回は、三菱電機製で同じサイズの物に交換しました。

 

では、スイッチオン!!

 

静かです。

 

工藤と言えばシズカ。

ドラえもんと言ってもシズカ。

お茶と言えばシズオカ。

 

当然、カバーも新しくなります。

換気扇が新しくなっただけで、お風呂全体がきれいになった印象。

心地よい入浴タイムになります。

 

埋込換気扇や最近のレンジフードには、「シロッコファン」が使われています。

プロペラファンではなくシロッコファン。

そもそも、シロッコとはイタリア語でサハラ砂漠から吹きつける南風の名前だそうです。

「六甲おろし」みたいなもんですかね。

そういえば、ワーゲンシロッコという車もありました。

ネーミングの由来も調べるとオモシロイものです。

 

送風能力という点では、プロペラファンが上ですが、ダクトを通して排気できるため、取付け場所を選ばないのがシロッコファンの利点です。

 

まったくの余談ですが、このシロッコファンのような羽根を幾重にもして空気を圧縮し点火するのがジェットエンジン。

正しくは、ターボジェットエンジンと言います。

また、ジェットエンジンの動力で、ギアを介し別シャフトでプロペラを回すのが、ターボプロップエンジン。

縦に回すのがターボシャフトエンジンで、ヘリコプターに使います。

従って、現代の大型プロペラ機やヘリコプターのほとんどがジェット機なのです。

旅客機用は、ターボファンエンジンと言い、ターボジェットの動力で大きなファンを回し、ジェット噴流+ファン推進力にしています。こちらのほうが燃費がいい。

また、旅客機用の大きなジェットエンジンを作れるメーカーは世界で3社ほど。

アメリカのGE(ゼネラルエレクトリック)、プラットニー&ホイットニーとイギリスのロールスロイスです。

日本でも作れそうなものですが、ところがどっこいダイハツがいきなりF1で優勝するようなもの。

そう簡単には同じ水準になれません。

 

 

どうでもいい話が長くなりました。

たかが羽根の話ですが、メカ好きにはたまりません。

まだまだあるメカの話しはまた今度。

 

換気扇の交換は、ハンディマンに御用命ください。

適切な換気扇をご提案いたします。

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