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クロワッサン=クレセント=三日月

こんにちは。Handyman 世田谷店の工藤です。

 

突然ですが、クロワッサン大好きです。

あのミルフィーユ的な薄皮がたまりません!

 

ちなみに、クロワッサンってフランス語で三日月なんですね。

英語だとクレセント。

実は、サッシの鍵をクレセントと言います。

 

と言う事でクレセント交換です。

ちょっと変わった形のクレセントですね。

先端が折れて、全体的に汚れてます。

 

さあ、部品探しです。

 

カタチが特徴的なので、比較的簡単に特定できました。

ちなみにサッシ部品特定は、私の得意とするところ。

 

耐用年数が長いアルミサッシですが、修理となるとメーカー、品番特定が至難の業なのです。

同じメーカーでも、一般住宅とマンション、ビル用で、まったく流通が違うからです。

また、メーカーの統廃合も激しい。

 

直して欲しい!とお願いされますが、

実は部品を探すのがすごく大変なのです。

 

ちなみに、今大人気の武蔵小杉のタワーマンション群。

あの敷地は、もともと不二サッシの大工場でした。

 

交換は、ネジ2本だけ。

しかし、しかし、2本同時に外してはいけません。

 

わかりますかね?

裏板が脱落しちゃいますよ〜!

 

予測は経験則のなせる業です。

安易に2本外して裏板が脱落したら、どんだけ余分な時間がかかるか!笑笑

 

安全第一です。

このように、裏板が落ちないように、順繰りやらねばなりません。

 

新しいクロワッサン、もといクレセントを仮固定。

順繰りやることで、最短時間で作業完了できます。

 

 

固定して、かかりを調整。

 

バネで8〜9割くらい閉まるようにしますが、最後の一押しが重要です。

この一押しで、左右の気密を高めるように設計されているからです。

 

簡単なようで、奥が深いサッシ。

 

もともと、建具は奥が深い。

 

木製の建具から発展してますが、アルミ製になってから、原料、電力が豊富な北陸地方のメーカーが多いですね。

YKK、三協立山など。

 

今回の部品は、三協立山でした。

材質が変わっても、用語は変わりません。

 

カマチ、ケンドンシキ、メシアワセ、トサキ、ツリモトなどなど。

 

壁や床と比較して、常時稼働するドアやサッシなどの建具の不具合は多いです。

でも、いざ壊れたら、修理をどこに相談???

 

建具の相談は、ハンディマンまで!!

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