コーキング?シーリング?
こんにちは。 Handyman 世田谷の工藤です。 コーキング中です。
壁面収納の天板のコーキング打ち直し。 古いコーキングを取ってマスキングテープを貼ります。 だいぶ黒ずんでいました。
上下に貼って隙間にコーキング剤を充填。 ならしたらマスキングテープを外しますが、コーキングはきれいにならさないといけません。 何故なら、そのまま硬化して仕上げになるからです。 この仕上げがなかなか難しいのです。
今回は、隙間も狭いのでそこまで難しくありません。 幅2cm以上になると悶絶します。
建築では、コーキングと言ったり、単にシールと言ったり、シーリングと言ったりします。 防水だとシーリングと呼ぶのが正しいようです。 シール屋さんをコーキング屋さんと呼ぶと不機嫌になりますのでご注意ください。
また、コーキング剤の種類もシリコン、変成シリコン、ウレタンなどがあり、場所によって使い分けます。 室内の水まわり防水用にはシリコン、外壁には乾いたあと塗装ができる変成シリコンを使うのが一般的。 モルタルにウレタン。
お風呂では、カビを気にされる方が多いので、防カビシリコンを使います。 あっ、防カビシリコンはカビが生えないって訳じゃないですよ。 防カビ剤が入っていて、カビが生えにくいですよーと言うモノです。 油断してお手入れしないとカビは発生しますのでご注意を。
マスキングテープを貼ってきれいにコーキングするのは、日本くらい。 海外ではそのまま打って、霧吹きして指で拭き取って終わりです。
建築の材料も調べると楽しいものです。 お家の修理は、ハンディマンにご相談ください。 適切な材料で修理致します。 |