収納を工夫してみました。
こんにちは。 Handyman 世田谷店の工藤です。 伽藍堂? 「がらんどう」と読みますね。 本来、お寺の伽藍神を祀ったお堂の事のようですが、広くてモノが少ない有様、近年ではモノが無い状態をがらんどうと呼ぶようになったとか。 と辞書にありました。 ここの収納もがらんどうです。 非常に使いにくくどうしたらいいかと相談されました。
伽藍神を祀りたいところですが、棚を作って本やバックを祀る事にしました。 結構、奥行きがありますね。 この大きさのまま棚を作ると、奥の物が出しにくく、それこそ家の秘蔵品になってしまいます。 数十年後、子孫に何でも鑑定団に出てもらいたいのなら、それもいいかもしれません。 やはり収納力と使いやすさ両方を考えねば。
本を並べたいようなので、A4サイズも置ける奥行き30cmとしました。 幅は収納に合わせてカットします。
可動棚です。 高さを変えられる棚柱、通称「ガチャ柱」を四方に立てて、お好みの高さに棚受けを取付けます。 こうすれば、ゆくゆく置くものが変わっても高さを変えられますし、棚を増やす事も減らす事もできてフレキシブル。
横には、カバンなどをかけるハンガーパイプも付けました。 思う存分、本やカバンを祀れます。 伽藍堂から機能的収納堂に変身。
我々からすれば大した作業ではありませんが、お客様からは、一家にひとりハンディマンが欲しい!と言われました。 たぶん、毎日いると邪魔ですよ。
ハンディマンは、DIYのお手伝いもしています。 木材を加工して欲しいとか、穴を開け欲しいとか、いろいろ相談されます。 一家にひとりハンディマンは、いかがでしょうか。 |